◆独立コンポーネントの集合体 → 選択の柔軟性

 GIS開発に必要な技術、処理を幾つかのコンポーネントに分けつつ整理しました。従って必要な機能に応じて、必要なコンポーネントのみを取捨選択して用いることが出来、結果としてコンパクトなシステム開発が可能です。
 
◆低レベルインターフェイスの公開 → 機能の柔軟性
 インターフェイスは低いレベルまで公開するようにしました。その結果、柔軟なシステム構築が可能です。例えば、個別の図形を取り出して、各々に対して固有の処理を加えることが可能です。
 
◆PCR → ポリゴン構築の柔軟性
 従来の通常見られる地理情報システムにおいては、レイヤー(カバレッジ)はファイル毎に分かれ、その間の壁は高いものでした。この結果、レイヤーのポータビリティは増した(容易にレイヤーをシステム内に追加できたり、削除できたりした。)ものの、レイヤー間での関係は全く作れませんでした。しかし、都市計画図、土地利用基本計画図などでは一枚の図面で複数のポリゴンレイヤーが重ね合わされ、且つそれらの間では境界線が共有されています。よってPCR(Polygon Create Rule)技術を開発しこれにより、異なるポリゴンレイヤー間でのアーク共有を実現しています。
 
◆手の届きやすい価格 → 大量配布が可能
 市販のGISエンジンの価格は高価であるため、特に大量配布を前提とした利用(例えば開発アプリをCD_ROMに焼いて大量に配布したい)の際に、ネックになると弊社は考えています。そこで手の届きやすい価格で提供することを重視致しました。

 

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