クラウドGISサービス Powered by CLOUDFILING®

クラウドとは

クラウドとは、正式には「クラウドコンピューティング」と呼ばれ、データやソフトウエアを自分のコンピューターには置かず、インターネット上のサーバPCに置いて、それを自分の手元にあるデバイス(クライアントPCや携帯端末等)で利用する方式、或いはこの仕組みで提供されるサービスを意味します。
クラウド技術を用いると、あくまで一般論ですが、初期投資をそれほどせずに、容易に且つ迅速にシステムを導入出来、またデータ等資源を分散管理できるため、災害への耐性も強くなります。よって、最近クラウドの採用事例は着実に増えています。

CLOUDFILING®とは

CLOUDFILING®とは、クラウド上でのファイル管理を実現した商品で、これ自身、れっきとした登録商標です。実はこれは弊社が開発した製品ではなく、私が尊敬している、或いは才能的に到底叶わないと諦めているスーパー技術者の友人である蓮池氏が社長をしている会社が開発した製品です。

クラウド上のファイル管理と言うと、多くの方は失礼ながら、多分「ふーん。あーなるほどね。」と理解出来た様な気持ちになられるのではないかと想像します。しかし、CLOUDFILING®には実はその用語からは到底想像出来ない基本技術、アイディアが盛り込まれています。詳細は、日本クラウドファイリング株式会社のWebサイトを御覧下さい。また時間が無い方は先ずは、蓮池氏自らが自社のミッションを語ったページを御覧下さい。蓮池氏の文章としては、やや固いのですが、この製品のこだわりと氏の技術的洞察力の高さが強烈に感じられる文章になっています。

なお、CLOUDFILING ®の根幹をなす基礎技術、即ち、プラグインを一切インストールしなくても(AcrobatReader、Flashすら不要)WebブラウザとJavaScriptだけで高速なドキュメントブラウズを実現する技術は、今ではいくつかのWebサービスで実装されているみたいですが、蓮池氏は、どの会社よりも早く開発し、特許をキチンと取っています。しかも米国まで範囲を広げて。ゆえに御客様は安心してこの製品を利用することが出来ます。これは、弊社がこの製品の利用を強くお勧めする理由の一つとなっています。

WebGISになぜCLOUDFILING®を繋ぐのか

一般に、WebGISを利用してクラウドサービスを実現する場合は、帳票/属性系データの管理の為にDBがよく用いられると思います。そこで、クラウド型のファイリングシステムCLOUDFILING®の優位性をDBとの比較を通して、説明します。

現実のデータのDB管理との低い親和性 地図と結び付けて管理したいデータの中には、明らかにDB管理に適さないものもあります。DB(ここでは一般的なRDB、リレーショナルDBをイメージしています)は御存じの如く、リレーショナルに結び付けられた、或いは整理されたデータの集合であり、いわば定型化されたデータです。これに対して、現実に管理したいデータとしては、図面、写真、メール、許可書などがあり、これらは非定型的で、多くの場合は、個別にファイルとして存在しています。これらをDBに組み込むにはそれなりの手間を要しますし、と同時に、組み込みのメリットも見えにくいです。
豊富な機能 大量のデータをインターネット環境で閲覧する為には、高速なブラウズ、自由な検索などの機能が望まれます。CLOUDFILING®は単なるDBには実装されていない巨大ページ(画像)の高速ブラウズやページ単位での自由なキーワード検索などの機能を提供し、利用者にとってストレスのない操作性を実現します。
マスターDB公開の不可 マスターDBをそのまま公開してしまうことは、セキュリティ的に、或いはデータの品質、信頼性維持の観点から好ましくないことが有り得ます。マスターDBをそのまま公開出来ないとすると、どちらにしても、適宜、閲覧データへの変換が必要になります。

以上より、弊社が提案するクラウドGISサービスでは、DBは個々のファイルへの索引として利用し、実体データそのものは、CLOUDFILING®で管理する方式を採用しております。

CLOUDFILING®になぜWebGISを繋ぐのか

本節では逆の視点から、つまり、クラウド型のファイリングシステムCLOUDFILING®になぜGIS(と申しますか地図インターフェイス)が必要なのか、その理由を説明します。
CLOUDFILING®にWebGISを繋ぐ必要性は、現実のCLOUDFILING®を利用したとある現地調査成果管理システム開発業務の中で発生しました。実際には、諸般の事情で、このシステム開発業務は先に進むことは無かったのですが、それでも検討の中で、現地調査成果或いは施設に関連するドキュメントの管理システムの開発において、CLOUDFILING®にWebGISを繋げる、具体的にはWebGISをCLOUDFILING®のフロントエンドとして利用することの有用性に気付かされました。これは、現地調査成果や施設は一般には地図から選択すると指定し易いと言う至極単純な理由より当然のことだと御理解頂けるかと思います。
よって、弊社ではWebGISをCLOUDFILING®のフロントエンドとして利用するシステムのイメージを皆さんに御体験頂きたいと思い、本コンテンツを作成した次第です。

サンプルサービス

クラウドGISサービス Powered by CLOUDFILING®の実例として、本サイトでは以下の2種類の無償サービスを提供します。
但し、現段階では、システム調整の関係で、ここ暫くは、現実のCLOUDFILINGR を利用しない方式で、運用しております。

住所ランキング~生活関連施設への近さで評価します~ 生活関連施設へのアクセスの便が良い地域はどこか教えてくれるサービスです。現段階では、対象地域は東京23区内に限定されています。サービスの形態には2種類あって、CLOUDFILING®が利用されているのは、片方のみですので御注意下さい。
橋梁台帳閲覧サービス(デモレベル) 前者が実用的である様に開発したサービスであるのに対して、こちらは完全なデモレベルのサービスです。橋梁台帳を管理するシステムのデモンストレーションです。
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